- コースのペアリングラインナップ -
ヴィッラ・クレスピア フランチャコルタ “ヌーメロ・ゼロ”
ドサッジョ・ゼロ
シャルドネ 100%
氷堆石と小石の土壌。一部は樽発酵、樽熟成。瓶内熟成は30ヶ月以上。補糖無しとは思えない華やかな香りとボリューム感。非常にきめ細かい泡立ちで、シャンパーニュのブラン・ド・ブランを凌ぐキレある味わい。ヴィッラ・クレスピアの代表傑作。
カステル・ユヴァル リースリング グレッチャーシュリフ 2019
リースリング 100%
Gletscherはドイツ語で氷河の意味。畑は標高600~750mに位置し、樹齢3~10年の若木のブドウを10月後半に収穫。ステンレスタンクにて発酵後、シュールリー熟成。白桃やグレープフルーツといった繊細でアロマティックな香り。フレッシュな酸味とミネラル、また余韻に感じる旨みが印象的。生産本数はわずか2,500本。
エディ・シムチッチ コザーナ リゼルヴァ 2017
シャルドネ 100%
樹齢は約30年。土壌が表層のポンカ(泥灰土と石灰との混合土)と下層の岩盤で構成されていることから、ミネラル分を多く吸収します。バリックで3~4週間発酵。そのまま酵母と一緒に約10ヶ月間シュールリー熟成。輝く黄金色で、ミネラル感溢れる複雑な味わい。年間生産本数は1,300本。
クパーノ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2015 マグナム
サンジョヴェーゼ・グロッソ 100%
クパーノのフラッグシップであるブルネッロ。設立当初からビオロジック(有機農法)を実践しており、全てノンフィルターで瓶詰めされます。他のブルネッロとは一線を画す、華やか且つ陰影のある大変エレガントな仕上がりです。香り味わいともに記憶に刻まれるほど上質なワインです。年間生産本数5,000本。
AB セレツィオーネ グラッパ・ディ・バローロ “イ・クリュ”
グラッパ ネッビオーロの搾りかす
11あるクリュの1つカスティリオーネ・ファッレットで栽培されたネッビオーロのヴィナッチャ(ブドウの搾りかす)を使用。アリエ産オーク樽で12ヶ月間熟成。非常に濃い琥珀色。東洋系のスパイスやタバコ、バニラに干しイチジクなどの香り。
AB セレツィオーネ リクオーレ・アル・カカオ “アナンダ”
カカオのリキュール
トリノの有名チョコレートメーカー“グイド・ゴビーノ”がセレクトしたエクアドルの高級種「アリバ」のカカオ豆を使用。アナンダはサンスクリット語で「幸福」や「幸せの祝福」を意味します。焦がしキャラメルのような香りにヘーゼルナッツ、チョコレートの風味。甘さは控えめで、余韻にもミルクチョコレートのようなニュアンスが長く続き、まさに至福の1本と言えます。
生産者①【エディ・シムチッチ】
"エディ・シムチッチ"のワイナリーはスロベニアの最西端、ゴリシュカ・ブルダという地域にあります。イタリアの北東側国境から1kmも離れていません。70年前、エディ氏の祖父の時代からブドウ作りを行っていましたが、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の時代は自分たちでワインを瓶詰めして販売することはできませんでした。ベルリンの壁が崩壊した翌年の1990年に、シムチッチ一家はワイナリーとしての会社を設立し、瓶詰めを開始。ワインを売ったお金で少しずつ畑を買い増し、今は13ヘクタールの土地と約50,000本のブドウの樹を所有しています。 現在ワイナリーの仕事はエディ氏の息子アレックス氏が中心に行っており、最近はその息子達も畑仕事を手伝っています。1本の樹から収穫するブドウは1kg未満と厳しく収量制限を行っているため、年間の生産本数は35,000~40,000本とわずかです。もちろん農薬や化学肥料は一切使用していません。ほとんどのワインは、バリック(225ℓ樽)で発酵・熟成を行います。バリックはフランス産の高品質なものです。エディ・シムチッチのワインは、欧米で既に高い評価を受けており、世界中のワインラヴァーの目をスロベニアに向かせるきっかけとなっています。"
生産者② 【クパーノ】
"オーナー兼醸造家であるリオネル・コズン氏は「ワインの神様」といわれるブルゴーニュの造り手、アンリ・ジャイエ氏に師事したフランス人。他のモンタルチーノの生産者とは全く異なるコンセプトにもとづきワインを造り上げています。特に、樽の使い方についてはイタリアの伝統的な方法ではなく、フレンチ・オークのバリック(回転式のオクソライン・ラックを使用)を利かせたフランス・ブルゴーニュのそれに近いものです。 ワイナリー設立当初からビオロジック(有機農法)を採用しており、コンサルタントにはカルロ・フェッリーニ氏、フランソワ・ブシェット氏、ジュリオ・ガンベッリ氏と、錚々たる顔ぶれを迎えています。師であるフランス・ブルゴーニュのアンリ・ジャイエ氏の言葉「自然なワイン造り」に忠実に従い、日々畑に向かいワイン造りを行っています。"
【ヴィーノハヤシ社について】
林兄弟によって創業したイタリアワイン専門商社。兄:林基就(モトツグ)は長年イタリアでソムリエとして活躍。現地ガイドブックが選ぶ年間最優秀ソムリエに輝いた初の⽇本⼈。 弟で代表の林功⼆は元三菱商事に勤務していた商社マンで貿易やマーケティングに精通。
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ワインに対する飽くなき探求心とサービスへの情熱が認められ、2010年にはエスプレッソ社の最優秀ソムリエに、2012年にはオスカー・デル・ヴィーノ最優秀ソムリエに選出。
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2013年8月をもって6年半の間勤めたダル・ペスカトーレを退職。自らの持つ豊富なネットワークでイタリア中を探索・取材し、現地最新情報と共に日本未入荷ワインを直輸入・販売している。
【ヴィーノハヤシの自負と揺るぎないこだわり】
現地ワイナリーより直接買い付け、国内の個⼈顧客(オンラインショップでの通信販売)や料飲店に直接販売。他社と⽐べて特徴的なのは、売上全体に占める個⼈顧客の⽐率が6割を超えていること。個⼈顧客への売上の約8割を占めるのが⾷のサブスクリプションサービス(頒布会)で、同社に対する期待値・ロイヤリティの高さがうかがえる。